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Gallery Program / Exhibition

展覧会「HOME」

江幡京子

Exhibition: HOME ― Kyoko Ebata

日時

  • 2026.03.07(土) 〜 2026.04.26(日) 13:00-18:00

会場

旧横田医院(鳥取市栄町403)

料金

無料

HOSPITALEでは、レジデンス・プログラム第14回アーティストとして、東京を拠点に活動する江幡京子を招聘し、滞在制作の成果として個展「HOME」を開催します。
江幡はこれまで、高齢者が暮らす部屋や実父の看取りなど、老いや死という身近でありながら不可視化されがちな現実に向き合い、そこに寄り添いながら、普遍的に存在する愛情や孤独、痛みを作品として掬い上げてきました。また、「コインランドリーで日章旗を洗濯する」パフォーマンスや、手のひらサイズの原子力発電所をつくる実験的プロジェクトなどを通して、国家や社会が抱える課題、そして未知なるものへの不安に対し、個人の身体と行為から応答する表現を展開してきました。
今回の滞在では、太古の昔からさまざまなものが流れ着いてきた鳥取という土地を舞台に、新作の制作に取り組みました。近未来の日本で広域複合巨大災害が発生し、人々が国外への避難を余儀なくされた世界を設定とし、それでもなお故郷へ戻りたいと願う人々の物語を構想、SF映画のスクリプトとしてまとめ上げました。ポストアポカリプスの世界において、新たな生活はどのように立ち上がり、生の営みはどのように形づくられるのでしょうか。
本展では、物語のテキストと映像によるインスタレーション作品として発表される予定です。

展示会場となる旧横田医院は、かつて生と死に向き合う営みが重ねられてきた建物であり、人の記憶や生活が重なり合う場所でもあります。「HOME」という、国家であり家庭であり、帰る場所でもある多義的な言葉が、この場所に重ね合わさることで、一人ひとりにとっての拠り所の在り方を問いかけます。

会期|2026年3月7日(土)〜4月26日(日)13:00〜18:00 

※火・水・木・金は休館
オープニング・イベント|3月7日(土)16:00〜17:00
オープニングパーティー|3月7日(土)17:00〜
入場料|無料

 

アーティストプロフィール

kyokoebata_portrait
江幡京子 Kyoko Ebata
東京出身、ロンドン大学ゴールドスミス校卒業。現在は国立市の古民家をプロジェクトスペースに、制作やキュレーションを行いつつ、国内外で発表を重ねる。日々の生活の中で気になったことを、誰にでもできる方法で表現することに軸足を置き、一見直接的で過激に見える手法を取ることで、作品やプロジェクトを通じて「普通」とは何かを問う。一貫して自身の経験に基づきながらも、家族、そして社会や歴史へと眼差しを向け、行動とともに、対象との距離感や関係性や対話の中で様々な形に作品を変化させてきた。ユーモアを交えて個人の身体的目線から語られるその作品のテーマは、グローバル社会、少子高齢化社会、エネルギー・環境問題、歴史と家族、倫理とタブー、愛情と暴力など多岐にわたっている。

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