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すみおれアーカイヴス2017 8mmフィルム展示&公開鑑賞会

AHA! [人類の営みのためのアーカイブ]

すみおれアーカイヴス2017 8mmフィルム展示&公開鑑賞会 ― AHA! [Archive for Human Activities]

日時

  • 2017.12.03(日) 13:00-18:00
  • 2017.12.03(日) 14:00-15:00

会場

パレットとっとり市民交流ホール(鳥取市弥生町323-1)

料金

無料

記録に残された映像をみて、記憶をたよりにまちをめぐる。
すみおれアーカイヴスでは、昨年度よりかつての町並みや暮らしぶりが残された8mmフィルムを戦後日本の生活文化を移した貴重な資料として収集してきました。2年間で集めてきた鳥取の映像、およそ150本の中から、祭り、聖火リレーといった時代の変遷のわかる出来事や、鳥取大丸や商店街など誰もが知るまちなかの風景が映りこんだ映像をセレクトし、上映展示と公開鑑賞会を開催します。広く皆様に見て頂く機会を設けることで、撮影者がみていた時の日常風景や町のようすに触れ、「私たちはなぜ記録を残すのか」について考えます。皆さん、お誘い合わせの上、ご来場ください。
※フィルム保護の観点から、当日はデジタル化した映像を上映します。

 

rogram1 映像展示
13:00~15:00、15:00〜18:00
これまでに集まったフィルム(昭和30~50年代の映像)をモニターで上映展示します。
それぞれの映像をじっくりご覧ください。

主な上映リスト
・東京オリンピック聖火リレー(鹿野)
・鳥取大丸百貨店屋上
・鳥取砂丘
・鳥取まちなかの七五三、祭りなど

program2 公開鑑賞会
14:00〜15:00
フィルム提供者の方々にお越しいただき、
みんなで映像を見ながら、語り合う上映会を開催します。

【進行】
松本篤(AHA!project)
蛇谷りえ(すみおれアーカイヴス)
【語り部】
8mmフィルム提供者の皆様

アーティストプロフィール

AHA! [人類の営みのためのアーカイブ] AHA! [Archive for Human Activities]
市井の人びとによる記録や、想起という行為の価値を探究するアーカイブ・プロジェクト。記録と表現とメディアのための組織(remo)の事業の一つとし て、2005 年に大阪において始動。映像史上はじめてひろく普及した8 ミリフィルムというメディアに着目し、その収集・公開・保存・活用に取り組んでいる。自主企画のほかに、「古くて新しい出会 いの場」(大阪市浪速区 2009~11)、「みるみる だいご」(茨城県大子町2012~4)、「穴アーカイブ:an-archive」( 東京都世田谷区 2015~) などの住民参加型アーカイブを企画・運営。また、「第4 回福岡アジア美術トリエンナーレ2009」、「岐阜おおがきビエンナーレ2013」、青森市所蔵作品展「歴史の構築は無名のものたちの記憶に捧げられる」 (2015)、「カンバセーション_ピース」(武蔵野市立吉祥寺美術館 2016)などの展覧会に参加。取り組みごとに、現地の協働者とともにプロジェク トを進めている。ワークショップ(水戸芸術館 2014)やレクチャー(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2014)も多数実施。著書に『フィールド映像術』(2015 共著[ 松本篤として])などがある。

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