Archives Project / Exhibition

声をそえるー8ミリフィルムと5人の鑑賞者、その語り<川端編>

AHA! [人類の営みのためのアーカイブ]

声をそえるー8ミリフィルムと5人の鑑賞者、その語り<川端編> ― AHA! [Archive for Human Activities]

日時

  • 2019.10.19(土) 〜 2019.11.04(月) 9:00-17:00

【土・日・月】 9:00~17:00 【火~金】 9:00~19:00  ※10/31(木)は休館 ※11/1(金)のみ、冬季時間のため18:30まで。


会場

鳥取県立図書館 二階 特別資料展示室(鳥取市尚徳町101)

料金

無料

鳥取銀河鉄道祭関連企画 企画展示「声をそえるー8ミリフィルムと5人の鑑賞者、その語り<川端編>」
地域の記憶と記録にまつわるプロジェクト「すみおれアーカイヴス」では、昭和30年代から50年代にかけて、家庭用のホームムービーとして普及していた「8ミリフィルム」に焦点を当て、その収集・保存・活用を行ってきました。今年度は新たな活用方法として、これまでに収集した映像を手掛かりに、当時を知る人々へのインタビューを行い、8ミリフィルムによって個々の記憶が呼び起こされ、語りとなって現れる様子を記録しました。 今回の企画展示では、無音の8ミリフィルムの映像に鑑賞者の語りを合わせ−「声をそえる」−ことで、「記憶の風景」を描くことを試みます。また、鳥取県立図書館の協力の下、年表や地図、書籍等の資料をあわせて展示し、パブリックな記録とプライヴェートな記憶が交錯することによって見えてくる街の有り様を探ってみたいと思います。 ※この企画は、アーカイヴ・プロジェクト「AHA!」との協働で進めています。
開催日|10月19日(土)~11月4日(月・祝)
【土・日・月】 9:00~17:00 【火~金】 9:00~19:00
※10/31(木)は休館 ※11/1(金)のみ、冬季時間のため18:30まで。
会場|鳥取県立図書館  二階 特別資料展示室(鳥取市尚徳町101)
入場料|無料


関連プログラム
|ギャラリーツアー
プロジェクトに携わったメンバーによる展示解説を行います。
10月19日(土)13:00〜14:00
ガイド:松本篤(AHA!)、蛇谷りえ(すみおれアーカイヴス)
会 場:鳥取県立図書館 二階 特別資料展示室
定 員:なし(予約不要)
|トークイベント「私<わたくし>の声をきく」
これまでのすみおれアーカイヴスの活動紹介や展示の裏側をお話しながら、 個人の記録物をアーカイヴ(保管)するために、
どのような活用法があるか、 その可能性について考えます。
11月2日(土)10:30〜12:00
会 場:鳥取県立図書館 大研修室
定 員:50名(予約不要)
出 演:松本篤(AHA!)、蛇谷りえ(すみおれアーカイヴス)
ゲスト:三田祐子(司書・鳥取県立図書館郷土資料課)
「鳥取銀河鉄道祭」への出張展示
この事業はとりアート2019メイン事業「鳥取銀河鉄道祭」のリサーチ事業の一部として取り組んできました。
鳥取公演「ゲキジョウ実験!!!銀河鉄道の夜→」に合わせて展示上映とトークイベントを実施します。
日 時:
[展 示]11月2日(土)・3日(日)両日11:00〜18:00、11月4日(月・祝)10:00〜13:00
[トーク]11月4日(月・祝)10:00〜12:00
会 場:とりぎん文化会館 展示室(鳥取県鳥取市尚徳町101-5)


すみおれアーカイヴス
鳥取大学と連携して鳥取市栄町にある旧横田医院を拠点に活動するアートプロジェクト「ホスピテイル」が企画する「すみおれ図書室」では、地域の方々の読まなくなったけれども捨てられない本を「地域の記憶」として収集、公開し、私設図書室を運営してきました。2016年度より、その活動を拡充し、地域に眠る8ミリフィルムのアーカイヴ・プロジェクトを開始しました。かつてそこにあった営みの記録や記憶がまだここにない未来をつくるための共有財となることを目指して、ご家庭に眠る8ミリフィルムの収集、公開、保存、活用を取り組んでいます。
制作サポーター・語り部さんを募集します!
これまでに収集した8ミリフィルム映像運営を活用していくために、この取り組みの運営を手伝っていただけるメンバーを募集しています。あなたの特技やアイデアを持ち寄って、鑑賞会やワークショップや本づくり、まち歩きなどの企画を考えたり、取材や資料集めをとおして、まちのことをより深く調べたりするなど、すみおれアーカイヴスに参加してみませんか?
企画・問合せ先
ホスピテイル・プロジェクト事務局
鳥取市瓦町527 ことめや内
TEL:080-4391-6371  E-mail:hospitale.project@gmail.com
企画:ホスピテイル・プロジェクト実行委員会
協働:AHA! [Archive for Human Activities]
協力:鳥取県立図書館、8ミリフィルムの提供や本企画にご協力いただいた方々
主催|鳥取銀河鉄道祭実行委員会

アーティストプロフィール

AHA! [人類の営みのためのアーカイブ] AHA! [Archive for Human Activities]
市井の人びとによる記録や、想起という行為の価値を探究するアーカイブ・プロジェクト。記録と表現とメディアのための組織(remo)の事業の一つとし て、2005 年に大阪において始動。映像史上はじめてひろく普及した8ミリフィルムというメディアに着目し、その収集・公開・保存・活用に取り組んでいる。自主企画のほかに、「穴アーカイブ:an-archive」( 東京都世田谷区 2015~) などの住民参加型アーカイブを企画・運営。また、「第4 回福岡アジア美術トリエンナーレ2009」、「岐阜おおがきビエンナーレ2013」、青森市所蔵作品展「歴史の構築は無名のものたちの記憶に捧げられる」 (2015)、「カンバセーション_ピース」(武蔵野市立吉祥寺美術館2016)などの展覧会に参加。取り組みごとに、現地の協働者とともにプロジェクトを進めている。ワークショップ(水戸芸術館 2014)やレクチャー(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2014)も多数実施。著書に『フィールド映像術』(2015 共著[ 松本篤として])などがある。今夏、新しい取り組みとして、戦時中の「慰問文」を再々発行するプロジェクト、「なぞるとずれる|Trace and Slip」を岐阜県美濃加茂市にて始めた。

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