梅雨入り前の晴天の今日は、二年に一度の聖神社のお祭りが行われ、太鼓や踊りの音楽が鳴り響く中、すみおれ図書室がオープンしました。横田医院には涼しげな風が吹き、山車をひっぱって練り歩く地元の方達が、外の看板をみて、「ここで何をしてるんですか?昔、よく通りかかってました。」と思わず飛び込んでくる場面もありました。15時になって、『すみおれ課題図書シリーズ #01|風の谷のナウシカ』を開催しました。参加者は6名ほど集まりました。全7冊ある「風の谷のナウシカ」を借りようと思ったけど、持ち出しできなかったり、探したけど見つからなかったりと思うように読めてない人が多かったので、一人一冊を分担して読み、最後に1巻から7巻までストーリーの要点を伝えあうことにしました。2巻から話が複雑になり、話の筋が後から説明されるシーンもあるので、みんなで苦戦しつつも、なんとか読み終えることができました。宮崎駿さんの漫画は、ジブリ映画のアニメーションのように、シーン展開がダイナミックで躍動的なので、要点を伝えようとするにも、「このシーン見て!」とついつい絵を見せたくなってしまいます。やっとのことでみんなで要点を聞き合うことで、「森の人はどっから登場した?」「なんでナウシカも戦争に参加するんだっけ?」と物語を紐解いていくことができました。初めて読み終えた人たちも、「こんなにしっかり描いてある絵を始めてみた」「一回じゃわからないからもう一度読み直したい」と興味を持ってくれたようでした。ナウシカファンの私も、久しぶりに読み終えて、何度読んでも古びていない物語だと、忘れかけてたナウシカの名シーンに浸っていました。

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