Program03｜世界へDive-out｜Workshop｜過去の出来事を具体的に想像し、未来を思う。身体を通して。
会場：ことめや、旧横田医院ほか
Day07は、前日に分かれたチームごとに、午前中からそれぞれが活動。撮影の段取りを確認し、必要な物品を調達・製作し、セッティングを進める。旧横田医院では、一番広い部屋にステージを設営する。未来のバードプリンセスのライブの様子を撮影するのだという。そのほか、近くの川や砂丘まで行って撮影に臨むチームもあった。参加者もスタッフも縦横無尽に走り回りながら、互いに連絡を取り合い、撮影に必要な人手を確認して、スケジュールを調整する。まさに”in Progress”。
夕方、可能な限りの参加者・スタッフが旧横田医院に集合。バードプリンセスチームの指示で、観客役、出演者役など、それぞれに役割と衣装や小道具が渡される。どうやら未来のバードプリンセスが歌と踊りを披露するディナーショーという設定らしい。ショーのバードプリンセスは頭部がレモン型に退化して全員が同じような顔になっている。その姿は、精巧に作られたポスターで確認できる。一方の観客側は、身長が異常に高い人、肩幅が異様に広い人など、こちらも身体が特殊な進化をしている。観客の完成の中、プリンセスたちが颯爽と入場し、「バードプリンセス、ですっ！」の決め台詞とともにポーズを決める。「レモン型」には何か特別な意味があるらしく、そのモチーフが信仰の対象ともなっているようだ。思い通りのシーンが撮れるまで何度か撮影をやり直し、不思議な熱気に包まれるなか、無事にクランクアップを迎えた。
