Program03世界へDive-out|Workshop|過去の出来事を具体的に想像し、未来を思う。身体を通して。会場:ことめや、他

 前日の凧づくりから一転し、Day06の午前中はディレクターの山本さんが再び講師として登場。ここで今回のプログラムの最終目標が発表された。最終日に、湖山池の湖畔の湖山池ベースというキャンプ場で「フェス!(の練習)」と称して盛大な「持ち寄りパーティ」を行い、そこで上映する映像作品をつくるのだという。その映像作品は、前半でリサーチした「まんが博」を踏まえつつ、少し先の(2039年くらい)の未来を考えてみようとのこと。

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 鳥取の過去についてリサーチし、現在の鳥取を体感した上で想像できる未来はどんなものか?少し戸惑いつつも、時間を与えられた参加者がそれぞれに想像を膨らませる。それぞれが考えたことを発表し合うと、「バードプリンセスがロボットになる」「人間の顔がみんなレモン型になる」などなど、本当にありそうなことから奇想天外なものまで、様々なアイディアが飛び交った。

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 アイディアを出し合ったところで、昼食をはさみ、午後はそれらをどう織り込んで映像化していくかを考える。映像化するにあたっての手がかりとして、山本さんからは、90分から2時間くらいの物語を考え、そのトレーラーとして短い映像をつくるというイメージでどうかと提案される。そういったアドバイスも踏まえながら、参加者は、模造紙に図を描きながら、なんとか世界観や物語を共有しようと試みる。盛り込みたいテーマやシーンが固まってくると、いくつかの班に分かれて映像製作を行うことになった。各班では、思い浮かんだフレーズやセリフを書き留める、これまでに作った模型や人形を使った演出を考える、撮影用の小道具を製作する、、、限られた時間の中で、お互いのイメージをぶつけあう姿も見られた。一体どのような作品ができるのだろうか。

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