7/14(金)、最近の狩野さんの制作は、静かに着々と。

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スタッフの私がすみおれカフェの一室でじっとしていると、聞こえてくるのは扇風機の音と狩野さんの足音。
ときどきドリルを使うドドドッという音も。
どの部屋でどんな作業をしているのだろうと想像しながら耳を傾けています。
時折館内をぐるりと歩くと、展示の様子が少しずつ変わっているのに気づきます。
何かが足されていたり、減っていたり。
でもしばらく経って歩いてみると、さっき足されていたものがまたなくなっていたり。
最初に東京から到着していた作品そのものも形を変えていることがあります。
展覧会がオープンするその時まで、どのような展示になるのかわかりません。

7/15(土)は、レジデンス施設の「ことめや」にてドローイングの制作。
夕方はお出掛けをし、鳥取県立博物館の「つばさの博覧会」へ。
翼竜、ペンギン、昆虫といったさまざまな翼を持った生き物の展示が行われていました。
狩野さんの作品に鳥が関係していることもあり、つばさつながりの思わぬ偶然。
巨大な翼竜の模型や動物のはく製を見ることができたり、空を飛ぶ動物のからだのしくみを知ることができ、とてもおもしろかったです。
狩野さん、翼竜と一緒に記念撮影。

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後半には「とっとりのとり」と題した展示があり、今回の狩野さんのリサーチにつながるものも。
「ことめや」に戻ると再び狩野さんはドローイングの制作に集中していました。

7/16(日)、17(月)も引き続きドローイングとチラシの制作。

16日はホスピテイル月に一度の「すみおれ図書室」をオープンしつつ、展覧会に向けて会場の片づけ・掃除も行いました。
夜には鳥取市から1時間ほど離れた松崎で開催される「水郷祭」という花火大会へ。
今回の滞在制作が始まってから一度も鳥取市の外へ出ていませんでしたが、この日はちょっと遠出をして鳥取の夏を楽しむことができました。
また、鳥取市内ではなかなか会うことができない米子の人、県外から訪れている人ともお話ができ、充実した時間を過ごしました。
東郷池で上がる花火はとってもきれいで、みなさんおすすめです。

7/18(火)は、旧横田医院にて引き続き作品制作。
本日より新たに、ベランダでの制作が始まった様子。

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木材を持ち込み一体何が制作されるのでしょうか。

(スタッフ 藤木)