【このリサーチは「手紙って一体何だろう?」を考えるリサーチです】
【インタビュー/手紙について】
【⑥】田川慶一郎さん 【日時】3月17日 14:00~ 【場所】田川さん宅

田川さんはいわゆる巨大魚、怪魚と呼ばれる大型の魚を釣る釣り人。
私たちの身長の倍ほどもする大きな魚を釣り上げる。
どうやって?「入念な準備と、勘。」
主にクライアントと同行し、彼らの希望する魚を釣る。
釣れるところまでセッティングして竿を渡すの?「いや、本人が釣り上げるところまで技術を向上させます」
そんな田川さんのところには、誰もが知る企業の経営者などなど、依頼がたくさんやってくる。
IMG_6153

所有しているルアーの数は世界一だという。「ちょうど僕の上の世代が居なくて、その上の世代の釣り師が引退するときにいただいたものがたくさんあります」。古いと、60年ぐらい前のものもある。

そんな田川さんのお宅はシェアハウス。県外から泊まりに来る人もたくさんいる。その人たちが自分の住む場所から手紙を送ってきてくれる。ご本人も釣り人として旅する人だが「空港を降りて、また飛行機に乗って、船で何時間もかけてさらに移動して…その間の言葉が通じない時間が少し、苦痛。でも水の前にくるとすっと落ち着く」。

IMG_6131

(山崎阿弥)