Artist-in-Residence Program / AIR

Composers-In-Residence#05

野村誠 / やぶくみこ

Composers-In-Residence#05|Makoto Nomura & Kumiko Yabu ― Makoto Nomura,Kumiko Yabu

日時

  • 2015.11.17(火) 〜 2015.11.22(日)
  • 2015.11.21(土) 〜 2015.11.22(日)
  • 2015.11.23(月)

会場

旧横田医院(鳥取市栄町403)

料金

無料

HOSPITALEでは、「コンポーザーズ・イン・レジデンス」と題し、二人の作曲家(野村誠さん、やぶくみこさん)を招聘し、ワークショップ、トーク、コンサートを実施し、音楽の新潮流を多角的に紹介いたします。

このプロジェクトでは、おふたりのアーティス トと様々な交流を通して、音楽創作のナゾに迫ります。特にワークショップは、年齢、性別、楽器の経験の有無などを問わず参加できるもので、様々な個性を 持った人々が集まり、出会うなかでつくられる音とリズムは、ぶつかって混交し、合わさって調べとなり、思いもよらないセッション/瞬間を生み出します。

来年3月の音楽会へ向けてのキックオフとして、11月には、共同作曲ワークショップ、そして、おふたりの活動紹介と、音の創造の秘密に迫るトークセッションを開催します。みなさまのご参加をお待ちしています。

ワークショップ|1回目:2015/11/21[土]14:30〜18:00、2回目:2015/11/22[日] 14:30〜18:00

参加費無料(※鍋パーティーの飲食代は実費)

定員:各日12名ずつ(※できればご予約ください)

予約方法:hospitale.project@gmail.comまで、ご氏名、年齢、ご連絡先、希望ワークショップ名と日時をお書き添えの上、お申し込みください。

お電話でも受付いたします(090-9546-9894:担当 赤井)

 

A)野村誠ワークショップ+鍋会

作曲家の野村誠が発明した「しょうぎ作曲」とは、1チーム5人、それぞれが好きな楽器を持ち寄り、ひとりずつ順番に、即興で音を重ねていく共同作曲の方法です。前の人が鳴らした音やリズムをよく聞いて、まるで「しょうぎ」を指すように音で応じていくことから名付けられました。

一 曲つくった後には、野村さんと、もうひとりの招聘作家である作曲家/パーカッショニストのやぶくみこさんを囲んで、鍋パーティー&交流会を開催します。ギ ターやマンドリン、トランペットやチェロ、鉄琴からトライアングルや鈴、拍子木まで好きな「楽器」を持って集合!セミプロ演奏者も、楽器を持つのが数十年 ぶりの人も、どなたでもご参加できます。

B)やぶくみこワークショップ+鍋会

作 曲家/パーカッショニストのやぶくみこさんが、子どもたちや音楽の専門家でない人と実践している方法を体験します。音を出し続ける、音を出さずに周りの音 を聴く、聞こえた音に反応する、など単純なルールで音を出していく即興音楽のワークショップと、曲の始まり方のルール、終わり方のルールなど、音楽の大枠 を決めていく共同作曲のワークショップです。また、実際にその場で音を出すことで、空間と音の関わり方なども体感します。作曲の経験者も、演奏初心者もど なたでもご参加いただけるプログラムですので、好きな楽器を持って、お気軽にお越しください。

野村誠+やぶくみこ トークセッション|2015/11/23(月・祝)14:30~16:30

会場:旧横田医院(鳥取市栄町403)

定員:30名(予約不要)

参加費:無料 

今年度のHOSPITALE招聘アーティスト、野村誠さんとやぶくみこさん、おふたりの創造の秘密に迫るトークセッションを開催します。ピアノとパーカッションという、それぞれ別のバックボーンを持ちながら、それぞれにユニークな音楽を展開するおふたりのこれまでのご活動をご紹介いただくほか、「瓦の音楽」など近年一緒に取り組んでいるプロジェクトについてのお話を伺います。 また、「共同作曲」や「即興音楽」といったいくつかのキーワードを軸にトークを進めながら、おふたりの考える「音楽」とは何か、また音楽がひらく可能性、鳥取ではじめるプロジェクトについてなどなど、たっぷりお話いただきたいと思います。

 

アーティストプロフィール

野村誠 Makoto Nomura
作曲家。オーケストラやロックバンド、民族楽器、日用品、瓦など、様々な演奏形態や楽器のための作曲を行う他、ダンサーや美術家とのコラボレー トやプロ/アマチュアを問わない複数の人との共同作曲法を開発・実践する。2006年度、NHK教育テレビの音楽番組「あいのて」番組監修。2014年、 日本センチュリー交響楽団コミュニティ・プログラム・ディレクターに就任。CDに「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)ほか。 http://www.makotonomura.net/
やぶくみこ Kumiko Yabu
1982年 岸和田生まれ。京都在住。パーカッショニスト /作曲家。桜美林大学で音響を、文化庁在外研修員としてヨーク大学大学院で共同作曲を、インドネシア政府奨学生としてインドネシア国立芸大ジョグジャカルタ校にてジャワガムランを学ぶ。主に中東の打楽器“ダルブッカ”やインドネシア の”ガムラン”を演奏する。演劇やダンスとのコラボレーション多数。これまでに、「とりあえず、あなたまかせ。」(白神ももこ)、「ロボット版 銀河鉄道の夜」(平田オリザ)、「さびしいといま」(帰山玲子)などの音楽を担当。現在、淡路島にて「瓦の音楽プロジェクト」を展開中。即興や共同作曲を中心にしたクリエイティブガムラングループ、スカルグンディスを主宰。http://mukubaynooto.jimdo.com/

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