はじめまして!この度ホスピテイルプロジェクトのインターンをさせていただくことになりました、田中咲衣です。普段は東京の大学でメディアや音楽について学んでいます。一昨日鳥取に到着したばかりで(人生初の鳥取!)不慣れな部分も多いかと思いますがお付き合いいただければ幸いです。

昨日は午前にレジデンススペースであることめやの清掃をしつつ、ピル&ガリアコレクティヴのチラシの発送の準備を進めました。イギリスから来日した彼らは今回のレジデンスプログラムのため、7月12日から21日まで鳥取で滞在制作を行います。

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プロパガンダがテーマということで、薄い紙や赤をメインとしたデザインにどこか政治的要素を感じます。普段何気なく貰う展覧会のリーフレットに、たくさんの工夫が施されていることを痛感しました。本当に素敵なリーフレットです…!

そして午後はことめや周辺のお店をまわり手配りでイベント・展覧会の告知をさせていただきました。東京での他人に干渉しにくく、知り合いとしか基本的に話さない生活に慣れていたため、はじめは受け取っていただけるのか不安でしたが、どのお店の方も快く承諾してくださり嬉しかったです。鳥取の方々のあたたかさに触れることのできた素敵な時間でした。

最後に、鳥取に到着されたアーティストのピル&ガリアとキュレーターの中西さんと実際に展示を行う旧横田医院の下見に行きました。私自身、以前から写真などで見てはいたものの実際にこの場にに足を踏み入れるのは初めてでした。
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館内は水色と白を基調としており、全体的に爽やかな雰囲気です。また、円柱形で角ばっていない建物なので柔らかい印象も持ちます。その一方で、廃病院であるためレントゲン室や手術室などの看板がそのまま残っていて少し不気味な部分もあり、また建物の円形がパノプティコンを想起させたり、、、と、対極的な要素が両立した建物であると感じました。

アーティストのお二人は、館内を見学しながら会場をどのように使っていくのか構想を練られていました。また、この会場について「素晴らしい場所」「少し暗めな雰囲気が自分たちの作品に合っている」とおっしゃっていました。ますます展覧会が楽しみです…!

最後にイベントのお知らせです。
本日7月13日の14時から旧横田医院にてアーティスト・トークを行います。今回滞在制作を行うピル&ガリアのお二人が、これまでの活動についてプレゼンテーションをしてくださいます。ぜひお越しください!

田中咲衣