想像を超える出来事が遠いけれど近く感じる場所で起きている

まるで現実がSFのように感じることがある

驚きを咀嚼する前に目まぐるしい早さで世界は変わり

もはや何を優先すべきなのかわからなくなっている

何かしなければと思いながらも、日常は続いていく

1週間が1日のように感じられる不思議な時間の感覚は増すばかりだ

結局大事なのは自分の一番近くにいる人の感触なのかもしれない

東京郊外の深い緑に囲まれた小さな家で始まった新婚生活をモチーフに

太古の昔からさまざまなものが流れ着いてきた鳥取を舞台に近未来の物語が紡がれる

その物語では日本に広域複合巨大災害が起き人々は国外へ避難せざるを得なくなる

そして、いつの世でも故郷に戻りたいと思う人はいるのかもしれない

ポストアポカリプスの新しい生活では生の営みはどのように作られていくのだろうか

展覧会場は現実と夢想を呟く装置となる