昨日購入した石破茂の本を定食屋で読んでいたら、店のおばさんに「何の本読んでるの?」って聞かれて、これはチャンスだと思ったけど、隣で食事をしている会社員二人がずっと店で流れてるニュースにぶつくさ文句を垂れていて(北朝鮮で拘束された日本人に何やってんだとか、ひとつひとつのニュースにもいちいち物申す)、ここで石破茂の話題はいかがなものかなと、公衆の面前で政治の話は控えようという忖度が働いてしまった。
しばらくしてから会社員二人が食事を終えて店を出て行ったので、「お母さん僕こんな本を読んでます。」とブックカバーを外して店のおばさんに本の表紙を見せたら、地元鳥取県民による石破茂の印象をいろいろ語ってくれた。過去の実績のことや現在の総裁選のことも。そして話の最後は「しょせん因幡の者は薩摩や長州には勝てんけん、ハッハッハ」と締めくくった。(山下残)