山下さんは、自身は振付家という肩書があるが、身体に近いのは詩であるとおっしゃっていました。

今回のプロジェクトにおいても、マレーシアの選挙の中から詩をみつけ、その中から作品を創っていきたい、と考えているそうです。また、パフォーマンスでマレーシアの選挙の表層的な部分を集め、核心に迫りたい、ともお話されていました。

また、今日の出来事としては、サンロード内にあるお蕎麦屋さんへお昼を食べに行ったところ、お店を切り盛りしているおばちゃんの言動や、どこからか聞こえてくる画面の見えないのど自慢が面白く感じたことがありました。山下さんが面白いと感じたお蕎麦屋さんでの風景も、ストリートの中に潜む詩となりうるものなのではないかと思いながら、話を聞きました。(門脇瑞葉)