7/24(月)、天気はどしゃ降りの雨。
狩野さんは展示会場で一人作業を続けます。
この日の夕方、みんなが待ち望んだものが到着。
それは、展覧会「既知の地、未知の道」のチラシとポスター!

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至るところに展示のヒントが散りばめられてあり、ぜひ手に取ってほしい一枚。
早速、鳥取市内へ手配り。
そして県内外へ発送作業を。
チラシ配布、ポスター掲示、たくさんの方に協力していただいています。
ありがとうございます!
みなさん、見かけたらぜひ手に取ってご覧ください。

7/25(火)、雨。
最近は雨続きです。
この日は狩野さんの滞在がスタートして、初のメディア取材がありました。
「とっとりMagazine+〇++〇(http://totto-ri.net/)」
今年の春に鳥取で立ち上がったwebマガジンです。
狩野さんと記者の方と1対1でじっくり取材が行われました。

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ときには展示を巡りながら狩野さんによる解説も。
取材記事はこちらです!
http://totto-ri.net/news_tetsurokano_soloexhibition/

7/26(水)、いよいよ展覧会オープンまであと3日。
残す作品設置は屋外の展示のみ。
展示作業も追い込みです。
と、ちょっとその前に。
狩野さんは展示スタートとともに東京へ戻らなければならないため、まずは送り返す荷物をまとめるところから。
同時に会場の掃除も。
次第に会場がすっきりときれいになり、展覧会が始まる雰囲気になってきました。
日が暮れ始め涼しくなってきたところで、狩野さん、残る展示作業の開始です!

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ドリルを使いながら微調整の繰り返し。
安全にも気を付けながら。
日が落ちた頃、狩野さんの全ての展示が完成しました!

一方で、スタッフも展覧会準備を着々と。

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入口ドアのガラス面に展覧会タイトルを入れました。
カッティングシートというシールのようなものを張り付けるのですが、これがなかなか難しい。
苦戦しながらもきれいにできました。

7/27(木)
展示作業を終え、この日は今回の鳥取滞在で最後の旅へ!
いざ、三徳山!
狩野さんが鳥取で出会う人々に「ここは行くべき!」とおすすめされていた場所です。
三徳山の特徴はもともと修行道の行場であったという登山道の険しさ。
そして標高900メートルに建てられた投入堂とよばれる境内です。
安全に最後まで登りきるために、途中コンビニで水分と食料を十分に買い込み三徳山を目指します。
麓へ到着し車を降りると、なんだか鳥取市内よりも涼しい気が。

まず三徳山へ登る前には靴のチェックがあります。
それほど険しい道なのです。
狩野さんは万全の体制。
ちなみに私は登山に適した靴を持っていなかったため、わらじに履き替えました。
そして意気揚々と登りはじめたのですが、いきなり両手を使うような山道に。
2日前に降った雨がまだ乾いておらず、地面はじっとりと濡れています。
「これは軍手が必要だ」と狩野さんの瞬時な判断。
入口に引き返し軍手を購入し再度山へ向かいました。
軍手は大活躍。

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上の写真のような険しい道をぐんぐん進みました。
登ること約1時間が経過。
無事、投入堂が見えるところへ到着です!

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私は3度目の三徳山登山でしたが、何度登っても険しい山でした。

帰り道、三朝温泉街を歩いて散策。
三徳山から降りてきて汗だくの状態で、温泉が目の前に!
しかし、着替えを忘れてしまい温泉に入るのを断念することに。
残念。

7/28(金)、いよいよ展覧会オープン前日。
狩野さんは展示の最終確認。
そして取材対応。
滞在制作の全日程はこの日無事に終了しました。

 


 

さて、約3週間に及んだ狩野さんの滞在制作。
展覧会はオープンしました。
毎日会場となる旧横田医院へ通い、暑い中扇風機を回して制作を続けた狩野さん。
建物全体、さらには周りの環境までも取り込んだ展示は見応え満載です。
狩野さんが会場を歩き回りながら、少しずつ変化させていった展示が最終的にどのようになったのか。
みなさまぜひ、会場へ足をお運び下さい。
もしかしたら狩野さんが鳥取を離れた今も展示は変化し続けているかもしれませんよ。

(スタッフ 藤木)