今回のすみおれ図書室では、 「すみおれ課題図書シリーズ #3【新釈】走れメロス 他四篇」 を開催しました。参加したみんなで森見富彦さんの「【新釈】走れメロス 他四篇」を読んできて集まり、感想を言い合いました。 原作を読んでから「走れメロス」を比べながら読む人や、こういうジャンルの本を初めて読んだ人がいたので、何が面白いのか、作者の狙いを考えてみたり、書き方を分析してみたり、原作と違うところを探してみたり、多角的に森見富彦さんの「走れメロス」を理解することができました。 特に印象的だったのは、この「走れメロス」は、大学が舞台で原作とはちがう意味合いの「友情」を描いていたので、参加していた大学生に、登場人物たちの関係性や価値観に共感できるかどうか尋ねてみたら、「こういう共感できる仲間がいる」という意見と、「実際こういう人たちが大騒ぎしてたら、遠目で冷ややかにみてる。笑」と意見がわかれたことでした。私は森見さんの本に興味があったので、すごく共感する側だったのですが、他の意見を聞くと、たしかにちょっとおかしい人たちにも見えてきて、同じ本を読んでいるのに、違った受け取り方があって、感慨深かったです。 普段、あまり小説は読まないのですが、このイベントをきっかけに、他の用事を忘れて読書の時間に集中できたのも心地よかったです。次回の課題図書も楽しみです!(ジャタニ リエ)]]>