午前中にアポイントをとっていた鳥取の地名についてのお話が延期になったので、まだ未踏の県南西部の日野町エリアに藤木さんと向かうこととする。

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コションドールでサンドイッチ、コーヒー。 非常食のチョコレート。 通り慣れてきた感のあるR9海沿いを西へ。 途中、先日釣りで降りた夏泊海岸の手前の岬、長尾鼻を散策。 車1台分の細い道を進むと、灯台手前に駐車場があり釣り人は有料、観光は無料。 岩場に下りることができる。 ドラマチックな光景が広がっている。 サスペンスっぽい記念写真を撮って駐車場に戻ると、岡山から軽トラで来た釣り人が二人。 鯛を釣りに来たとのこと。

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R9を更に西へ。 先日行きそびれた北栄町のジェラート。 あまり見ない黄色くて小さな鳴き声の綺麗な鳥。

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赤井さんから連絡があり、大山で活動している人を紹介してくれたので目的地を変更し大山町へ。 山陰本線下市駅近くの元医院の黒漆喰塗りの旧家を活用したまぶやでヤブタさんと会う。 大山町は移住者招致に力を入れておりそのためのセンターと地域の人達の活動のコミュニティスペースとして機能しているようだ。 県外から移住してきて漁師をしている人や地元の漁師兼猟師の人などと会ってお話を伺う。 おいしいウサギの唱歌「ふるさと」は鳥取の人の作詞。

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漁師兼猟師の高見さんに鳥取県の鳥獣保護区等位置図を見ながらそれぞれの保護区や特定猟具禁止(銃禁止)エリアのこと、昔サツマイモ畑がたくさんあった頃にはキジがたくさんいていい猟場があったこと、大山では網猟で鳥を捕る人はあまりいないが島根の安来の方には名人がいるらしいことなど。 持参した東京の鳥獣保護区等位置図をお見せすると真っ青(銃禁止エリアがほとんど)で驚いていた。 少し時間があるので害獣駆除のために仕掛けているわなを見せていただけることに。 自分から猟師さんの猟場を見せて欲しいとはなかなかお願いできないのでとてもありがたい申し出だった。 車で少し離れた梨畑や私有地の山にあるわなを見学に行き、道中もさらにお話を伺う。 猟期(通常11-1月)は後半雪が降ってしまうとわな猟は難しいので12月頭までが勝負。 ライフルは見通しが良すぎて飛びすぎるのであまり使われていない。 クマはほぼ出ない。 ウサギはたまに取れるが、あまり狙って捕る人はいない。 害獣駆除用途のカラスの捕獲カゴわなの話。 イノシシは梨の木につかまり立ちして実を食べる。 獣道の見方。 餌の種類など。 52歳まで会社勤めでその後漁師兼猟師となっだそうである、すごい。 取れる魚はどこで買えるんですかと尋ねると、いいものはほとんど京都に直送だそう。

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道の駅で大山Gビールと生ワカメ買う。 お城の形のシェアハウス、ノマドマの見学。 移住の初期などに利用する人が多いそう、レジデンスで松本力さんも滞在したそうだ、お城。

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16時頃、大山発。 日野町行きは断念し、境港に向かう。 先日訪問した汽水の中海と日本海をつなぐ境水道を見に行く。 米子のインターから思ったよりも距離がある。 夢みなとタワーの駐車場に車を置き、水辺を歩く(タワーはもう閉館)。 カモメかウミネコ、シマアジ? などが群れで採餌しているあたりをめがけて、釣り人が投げている。 海の向うに大山が見える。 埠頭の先まで移動し境水道の河口付近を歩く。 セキレイ、カラス。 海と水道と汽水と鳥はどうやって使い分けているのだろう。 別府でハトが海水を飲んでいたことを思い出す。

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日が暮れたので、米子で焼き肉いこい、タン塩、上カルビ、マルチョウ、キムチ、大根サラダ、テグタンスープ、烏龍茶。 肉が厚い。 23時鳥取帰着、日々の情報が多く整理なかなか追いつかないがそのまま休む。

_DSF9254_s 狩野哲郎