_DSF8686_s12時−13時ことめやにて事務仕事、洗濯、わさびの茎をゆがくなど。 車で山本さんをピックアップして、サンドイッチとコーヒー。 県立博物館へ、14時から企画展関連の中ハシ克シゲさんのレクチャーパフォーマンス「私たちの彫刻」を拝聴。 日本における彫刻の成立と粘土造形の発展。 粘土はは今も昔も中間素材だった。 倒れているロダンの彫刻とその解決法。 偉大な人は自分で本を書かない。 「奥行きでものを見る」。 中ハシさん粘土で実践して見せる。

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彫刻は何を持って良い彫刻となるのか。 進行方向の設定をする。 ミケランジェロは四角くしない、石の最大限を使う。 先端から奥行きで掘る、石の直彫り。 ロダンは奥行きの視点をひとつの彫刻にたくさんの奥行きを仕込み、空間が歪む。 解決したのはブールデル。 置物と彫刻の違い。 彫刻は床の間に似合わない。 日本に似合う彫刻とは。 モデルからどの程度遠く離れるか。 人体具象からの距離間。 中ハシさんの過去作の解説。 人間と自然のあいだ。 松、鯉、小錦、茶室。 日本的なアイコンを利用したもの。 等伯の猿の絵、わからないところがある。 枝のつながり? 謎の点? でもなんとなく納得させられる絵そのもの。 筆や絵の具から出てくる現象のようなものを利用した瞬間、観念的なものなのではないか。 その技法の立体化、彫刻への応用。 しかし彫刻性を失ってはならない。 ロダンは谷を自分のヘラで作る。 中ハシさんは粘土と粘土の関係で谷を作る、など。 16時過ぎに終了、山本さんと先日とは違うポイントの網代港に釣りに向かう。 日没前に着く、釣り人多い。 透明ピンクのエビのようなかたちのワームをお借りして、防波堤や消波ブロックや岩場で2時間ほど投げる投げる。

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季節外れ?のアジが1尾釣れる。 ことめやに戻り3枚に卸して、刺身と骨せんべい。_DSF8696_s _DSF8698_s
少しづつ味見して、回転寿司の境港直送北海道へ。 近海のネタ中心に食べる。 ビール飲む。 モサエビはない、季節外れかな?

_DSF8700_s狩野哲郎