10/6(土)のプログラムと記録】


9:00-12:00 Sharing & Discussion 01|想像と現実、自己紹介をかねて

「ちょっとしたゲームを通じて想像力を言語化しつつ自己紹介もやってしまえたらと思います。」

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スタッフメモ:午前は「今一番やりたいと考えていること」をそれぞれ匿名で書き、それを書いた人がどんな人なのかプロファイリングをしました。プロファイリングにより、今ここにいる人はどんな人なんだろうと想像を膨らませました。


13:00-17:00 Practice 01|mamoru_ _____を知るために:空山フィールドワーク

「例えば、古今東西、詩的にまたは神話的に扱われることもある風は、実のところ天体レベルで地球規模の話だったりするし、歴史を動かしたこともある。そんな壮大なテーマかつ身近な存在・現象でもある風を知るために、文献を漁り、専門家に話を聞き、ヨットに乗り、パラグライダーで飛び、サーフィンしながら・・。これまで鳥取でも断続的にフィールドワークを続けていますが、今回も風観察をしたり、風を知る人の話を聞いてみたいと思います。ひょっとすると訪れるかもしれない、他の興味との意外で飛躍した接続や直感を期待しつつ。」

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スタッフ・メモ:午後はmamoruディレクターが直近まで取り組まれていた台湾東海岸でのリサーチの事を聞いたり、その成果として作られた作品を鑑賞しました。台湾における日本の占領時代の事など興味深い内容満載。その後、特別講師の白川昌夫さんを鳥取駅に迎えにいきつつ、そのまま空山でのフィールドワークの時間。風力発電を見学に行きました。大型の台風が接近していたため、羽が強制的に停止していたのですが、現場に到着した直後にゆるやかに動き始めました。設置者である鳥取県の企業局の職員の方々に発電の仕組みや発電量、県の取り組みについて解説いただ、風の力、風と人間の営みについて思いを馳せました。

そして、ここからはやや予定外でしたが・・・山から風をみていて、話題にのぼった風の行方を追って、賀露海岸へ。海面と波、風の関係について、ディレクターのmamoruさんが熱心に解説。実はこの場所、3年前のSchoolプログラムでmamoruさんのヨットのワークショップが行われた場所とも関連があるのです。そして、更に予定外(とはいえ講師間ではその可能性も検討されていたようです)にも賀露にある「かにっこ館」という小さな水族館をあわせて施設見学を行いました。「展示」も人に何かを伝える手段として、今回のリサーチの対象となっています。

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19:30-22:30 Night Program 01|mamoru & 山本高之_シークレット・スクリーニング01

「講師が選んだ映像、自作(他作?)の上映会。あたかも動画のプレイリストを参加者とシェアする感覚でアーティスティック・リサーチや制作の実例を交えつつディスカッションしたいと思います。」

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スタッフ・メモ:夜の講座では主に山本ディレクターの作品や興味のある事柄についてお話を伺いました。mamoruさんの午後の時間ともあいまって、アーティストがどんな理由で何に関心を寄せ、どうやって近づいていくのかが垣間見えた時間でした。